変わりたい自分に愛をこめて

「やるからにはモテそうな仕事よね・・・。」



昼過ぎに起き上った私は、近所のコンビニで求人情報誌をもらってきた。

再びベットに寝頃がってパラパラとめくってみるが

私の思う、制服の可愛いウエイトレスか、カフェの定員、お花屋さん、ケーキ屋さんとか、華やかな仕事っていうのは




「思ってた以上に自給安いのね。」



可愛い制服は着れるけど、シフトとか長いし厳しいし、

力仕事とかに比べると時給は安くなるんだな～。

大学とかけ持つとなると、ある程度の自由も欲しいのよね・・・。



「あ、これは条件良い！って、なんか怪しあそうな仕事ね・・・。」

「パン屋さんって早起きなのね・・・。」

「全く内容のわからないものまであるのね・・・。」



パラパラとめくっていっても、思ったようなバイトには巡り合えず・・・。



「あ～、やっぱバイト諦めようかな～。」



そう呟いて、仰向けになっていると




「彩菜～～～！」

「何ママ？」

「お醤油切らしちゃった！」

「それは昨日からでしょ。」

「買うの忘れてきちゃったのよ！だからおつかいお願い！」

「はぁ～、仕方ないなぁ。」




おつかいに行く羽目になった。