Sky Gate

其之五十   G(ガロ)って…

色々な武器を見ていると、
 一本の剣に目が止まる…

『これって…変わった形した剣だな??』

[あぁそれか…
 その剣は、鞘から剣が抜けないんだよ、
 何でか解らないけど…]

『ふ〜ん…触っても大丈夫か??』

[構わないけど…壊すなよ!]

『壊さねーよ!!
 《 グッ、ググッ…シャキンッ!! 》
 あっ!?抜けたぞ!!』

あっさりと、剣を鞘から抜くガモン…

[えっ!?何でっ??]

シーラは目を丸くした…

『でも、コレ折れてるぞ…
 ん!?何か凹みがある…』

[凹み?ちょっと見せてくれ…]

剣の根元には、羽型の凹みがあった…

『この形…どっかで見た事あるな……
 あっ!?
 神秘の羽と同じ形だよっ!!』

ガモンは大声で、そう言った…

[うっせ〜な…
 そんなの見たら分かるんだよ!
 何年、武器屋やってると思ってんだ!!]

『へぇ〜…それより、
 この凹みに神秘の羽差し込んだら…
 何か変わるのかな??』

< 118 / 158 >

この作品をシェア

pagetop