Sky Gate

其之五十一  貴重な羽

武器屋を出た、ガモンとジース……


『ちょ、ちょっと待てよジース、
 大丈夫なのか??』

{大丈夫だょ♪
 折れてる剣なンだしッ♪}

『そうじゃなくて…お金だよ…』

{ぃぃょ別に、使ぃ道なぃし…
 ガモンが出世したら、返してもらぅカラ♪}

そう言うと、先に歩いて行くジース…

『出世って…
 なぁ、何処向かってんだ??』

{どこッて、道具屋だょ…
 行かなぃの??}

首を傾げるジース…

『ん??
 道具屋に神秘の羽あるのか??』

{多分ね…着ぃたょ♪}

そう言うと、
 先に道具屋に入って行くジース…

『早っ!!』

{ねぇ、ぁッたょガモンッ♪}

<ガモン?…ぁら!?久しぶりねッ♪>

クワッチの目が、又ハートになっている…

『あぁ、久しぶり…』

戸惑いながら、挨拶をするガモン…

{ねぇ??
 ぉばサン…コレぃくら??}

<ぉばさん?
 誰が…ぉばさんかなぁ〜?>

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