Sky Gate

其之五十五  チーム

ブコンは、ヘロヘロになって座り込んだ…

「悪かったギャ〜…
 ゼェゼェ…許してくれギャ〜…」

ブコンは手を合わせ、
 ジースに懇願している…

{最初から、そぉしたら許したのにッ!!}

『やっと終わったか…』

ガモンは、
 呆れた顔をしながら、近付いて来る…

{あ-ぁ…
 無駄に魔力使ッちゃッたぢゃン…}

ジースは文句を言いながら、
 ブコンを回復してあげている…

「あ、ありがとギャ〜♪
 ジースは優しいギャ〜♪」

『本当に、ブコンは調子いい奴だな…
 回復したら、特訓始めるぞ!!』

{特訓の前に、
 聞きたぃ事がぁるンだけど…}

そう言うと、
 ジースは身体をモゾモゾしている…

『ん??
 何だ、改まって??』

{ぁのね…
 ガモンゎ、今回のトーナメントに出るチームッて…
 決めたの??}

ジースは、
 瞬きもしないで、ガモンを見つめる…

『いや、決めてないよ…
 だって、
 マスターが、決めるんじゃないのか??』

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