Sky Gate

其之六十ニ  過去を知る少年

[そこまで!
 第二試合、勝者ガモン…
 及び、一回戦勝利は、チーム・ガブジ!
 勝利チームは、控室で待機とする…]


「ガモン、大丈夫ギャ??」

『あぁ…
 …でも何でゴタマ牧師は、
 あんな事するんだ…
 複合族って何だよ…』

{ガモンが、
 そンな事気にしなくても、ぃぃぢゃン…
 作品とか言ッてるけど…
 頭ぉかしぃンだょ!!
 きッと…}

「そうだギャ!!
 兄貴と同じ格好で造るなんて…
 悪趣味ギャ!!」

ガモン達が話しながら、控室に戻ると…
 ドアの前に、一人の少年が立っていた…

【久しぶりだな、ガモン…】

『…!?
 誰だ、お前??』

ガモンは、
 その少年を不思議そうに見ながら、
 そう聞いた…

【はぁ??
 何言ってんだ、ガモン…
 俺だよ、リクトニーだよ…大丈夫か!?】

{ガモンゎ、記憶失ッてるの…}

ジースが、二人の話の間に入る…

【何だ、お前…
 ん!?…エルフ族…
 もしかして、お前がジースか!?】

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