Sky Gate

其之六十五  妖獣

{…誰も居なぃけど…どぉするの??}

〔対戦者逃亡の為、
 チームガブジの勝利とする!!〕

{もぉ終ゎり??ぁッけなぃなぁ〜もぉ〜}

闘技場を降り、
 ガモン達の所へ戻って来るジース…

{どぉしたの…二人共??
 口なンかパクパクさせちゃッて}

『どうしたも、こうしたも…
 何だよ、あのデッカイ鳥は!?』

{妖獣だょ 知らなぃの??}

『そうじゃなくて!!あんな魔法…
 いつの間に使える様になったんだ??』

「そうだギャ!!
 あんなの見た事ないギャ!!」

{前から使ぇるょ…ほらッ}

するとジースの肩に緑焔鳥が現れた…

『うわっ!!小さくなってるぞ!!』

「触っても大丈夫ギャ??」

【汚イ手デ触ルナ…】

「しゃ…喋ったギャー!!!」

{ぅるさぃなぁ〜
 ぃぃから控室に戻るょッ!!}

『妖獣って喋るんだな…』

「初めて見たギャ…ワシも欲しいギャ〜」

妖獣に見とれながら、
 控室に戻るガモンとブコン…


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