Sky Gate
其之十六 夢の中から…
ガモンは広場で、
ぐっすりと眠っている……
『Zzz…Zzz…むにゃむにゃ……』
〔…ガモン聞こぇる…ガモン…〕
『…ん??…何だ、誰か居るのか??…』
〔…やッと聞こぇたンだね…
…さッきは、聞こぇてなかッたから…〕
『…何言ってるんだ??…
…意味わかんねーぞ…』
〔…やッぱり…私の事、忘れてるンだね…
…迎ぇに来て、ガモン…〕
『…迎えって…お前、誰なんだ??…』
〔…ジース…エルフ族のジース…〕
『…エルフ族??…
…あっ!?…あん時の女の子か??…』
〔…ぅン…迎ぇに来て、ガモン…
…待ッてるから…〕
『…わ、解ったよ…
…今、迎えに行くよ!!…』
〔…ぅン…待ッてる…〕
ジースの声が、静かに消えた……
『…ジース…ん…んんっ…』
ガモンは、目を覚ました…
ぐっすりと眠っている……
『Zzz…Zzz…むにゃむにゃ……』
〔…ガモン聞こぇる…ガモン…〕
『…ん??…何だ、誰か居るのか??…』
〔…やッと聞こぇたンだね…
…さッきは、聞こぇてなかッたから…〕
『…何言ってるんだ??…
…意味わかんねーぞ…』
〔…やッぱり…私の事、忘れてるンだね…
…迎ぇに来て、ガモン…〕
『…迎えって…お前、誰なんだ??…』
〔…ジース…エルフ族のジース…〕
『…エルフ族??…
…あっ!?…あん時の女の子か??…』
〔…ぅン…迎ぇに来て、ガモン…
…待ッてるから…〕
『…わ、解ったよ…
…今、迎えに行くよ!!…』
〔…ぅン…待ッてる…〕
ジースの声が、静かに消えた……
『…ジース…ん…んんっ…』
ガモンは、目を覚ました…