Sky Gate

其之二十四  真実の姿

ガモンを包む光が、更に大きくなった……


<構えるダギャ!サイハーク!!>

コンダイは、大声で叫んだ…

【こいつ…人間では無いのか!?】

サイハークは
 驚きつつも、ガードを固めた…


《 バサッ…バサッ… 》


すると…
 ガモンの背中に、真っ白な翼が…

『…ん!?…何だ??』

まだガモンは、
 翼がある事に気付いていない…

【その翼…こいつ、羽人族だったのか…】

『羽人族??…あれ!?何だこの翼??…』

<そこ迄ダギャ!
 サイハーク下がるダギャ!!>

コンダイは、試験を終了させた…

<こういう事ダギャ…サイハーク…>

【………】

サイハークは、黙って訓練場を後にした…

『なあ、試験終わりなのか??』

ガモンは、キョトンとしている…

<終了ダギャ、
 先程の部屋に戻ってるダギャ…
 後で、来るといいダギャ>

そう言うと、
 マスター達は部屋へ戻って行った……


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