Sky Gate

其之二十八  実力差

ガモンが、部屋で休んでいると……


{大丈夫ッ??}

ジースが、心配そうに入って来た…

『ジース!?
 何処に居たんだ??』

{ちょッとねッ♪…
 それょり、疲れてるンぢゃなぃ??
 回復魔法かけてぁげょッか??}

『回復魔法!?
 ジース、魔法使えるのかっ!?』

{ぅンッ♪だッて…
 マスター・アーゲツの弟子だもン♪}

そう言いながら、
 ガモンに回復魔法をかけるジース…

『へえ〜…おっ!?楽になったぞっ!!
 凄いなジース!!』

{コレ、初歩の回復魔法だょ♪
 修業の途中だから、戻るねッ♪
 ガモンも戻ッて続けたら??}

『あぁ、そうするよ!…ありがとなっ♪』

{ぅンッ♪後でねッ♪}

ジースは、
 手を振りながら部屋を出て行った…

『俺も戻らなきゃ…』

ガモンは部屋を出て、
 コンダイ達の所に戻った……


<…戻って来たダギャ??
 ガモンも、やってみるダギャ??>

訓練場でサイハーク達が、
 組み手を行っている…

『やってもいいのか??』

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