Sky Gate
[何者だ貴様!!
 見慣れない顔だなっ!?]

「こいつ新入りダギャ♪
 囚人長に、話があるみたいだから、
 中に入れてやるダギャ♪」

さっきの囚人が、そう伝えると、
 門番は何も言わずガモンを中に通した…

部屋の中に入ると、
 目の前に、先程案内をしてくれた、
 囚人にそっくりな老人が、
 椅子に座って居る…

<よく来たダギャ、ガモン…
 ワシが、囚人長のコンダイ、ダギャ>

『えっ!?
 何で、俺の名前知ってんだ!?』

<ベナに聞いたダギャ、
 それより…ワシに何か用ダギャ?>

ガモンは、
 あんぐりとしながらも、こう質問した…

『俺は、どうしてここに居るんだ??
 それと、もう一つ…
 どうしたら、この地下牢獄から…
 脱出する事が出来るんだ??』

ふぅ〜っと、溜め息をつきながら、
 囚人長は答えた…

<先ず、最初の質問理由は、
 ワシにも分からんダギャ…
 二つ目の質問は、簡単ダギャ…
 コソベーナ・トーナメントで
 優勝するだけダギャ♪>

『コソベーナ・トーナメント??
 何だよ、それ??』

<それも簡単ダギャ♪
 何でも有りの、地下牢獄一強い者を
 決める大会ダギャ♪>

囚人長は嬉しそうに、そう答えた……


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