Sky Gate

其之三十九  石像が歩く!?

コンとレンの組み手を見ながら、
 休憩をしているガモン……


「お〜い、ガモ〜ンっ!!
 何してるダギャ〜♪」

遠くからブコンが、駆け寄って来た…

『何って、特訓だよ…』

「ガモンは…ゼェゼェ…冷たいダギャ…」

息を切らすブコン…

『そうだ!?
 ブコンも、跳脚やってみるか??』

「跳脚って何ダギャ??…」


《 ズドンッ!!! 》


『何だ!?』

辺りを見渡すガモン…

「あわゎ…何ダギャ…あれ!?……」

指を差して驚いているブコン…


《 ズドンッ!!!…
  ズドンッ!!!… 》


『せ、石像が…歩いてるっ!!!』

目が落ちそうな位、驚くガモン…

「行ってみるダギャ!!」

石像の所に駆け寄るガモンとブコン…


《 ズッドーーーンッ!!! 》


歩いていた石像が止まった…

<ぶは〜づがれだ〜…>

石像の足元には、
 兄弟子のオクトが、座り込んで居た…

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