特別な君へ
始まり

君との初めてのメールは、正直覚えていない。

だってよくある出会い系。

単なる暇潰しに書き込んだあたしに、同じく暇潰しに返信した君。

名前は、ゆっきー。


君の存在がこんなにも大きくなるなんて、この時のあたしはまだ知らない。

君との出会いを、こんなにも幸福に思えることも。

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