ヤンキー君の恋


「平次君の家って大きいね」


そうか?


生まれたときからここに住んでるから、大きいとか思わない。




「ただいま」


「お邪魔〜」

「おっ邪魔しま〜す!」

「お、お邪魔します……」


大翔、雅、彩花の順で言った。



「大翔君!?」


リビングに入った途端、デカイ声が聞こえた。


デカイ声を出したのは、優理だ。



「………と、誰?」


キラキラした顔からキョトンとした顔になった。





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