ヤンキー君の恋


俺はその隣に座った。



「この際だからもう言うけど……」


俺が口を開くとピクッと反応した。



「彩花、俺は……お前が好きだ」


やっと言えた、俺の気持ち。



「………ぇっ!?」


どうした?


彩花を見ると………泣いてた。



「違うの……これは…っ……」


違う……?


どういうことだ?




「あた…あたしも、神龍君が……好きっ…」





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