ヤンキー君の恋
「お前、告るの遅すぎだし…。どんだけ彩花を待たせてたんだよ」
わかってるし……。
「あ、蓮次。夜ご飯何が食べたい?」
「ん〜…みんなもいるしカレーでいんじゃない?」
相変わらずのラブラブ夫婦。
「そうね。彩花ちゃんも一緒に食べようね」
「あ、はい。ちょっと親に聞いてみます」
彩花はケータイを取り出し電話をかけた。
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「………いいそうです」
「よかったわ。平次、そろそろヒヨちゃんの散歩の時間じゃない?」
母さんに言われ時計を見ると6時だった。
「マジだ。彩花も行く?」
「…うん」
いつも行ってる散歩に今日は、彩花も行くことになった。