ふたり
家に帰っても、どうしても先生の事で頭がいっぱい…

「はぁ」と小さくため息をしてしまう。


次の日、先生とまたたくさん話した。


話してみると本当におもしろい先生だった、意外にもまだ体育祭は優勝した事がないらしく…


そして、めちゃくちゃ変態><


下ネタ言うし…でも、それでも先生はなんでも話せるって思えるくらい優しい…

その日みんなで誰の手が暖かいのかと言う無駄な遊びをしていた…聖羅は先生の手を握った。


大きくて、とっても暖かくて温もりを感じた。



「先生の手あったかいね笑」


「そう?ありがとう」

「先生!スキー教室の時、寒くなったら、先生の手握ってもいい?」



「いいよ!」


普通にOKしてくれた。

先生、本当に優しい…

聖羅はみんなに「荒川先生の事好きなの?」と聞かれた。


聖羅は考えた。


昨日から先生に「彼女いるの?」などと聞いていなくて安心したり、ドキドキしたり…



これって恋なんじゃないかと……



恋…でも、先生に恋してはいけないんだ…


そんなのわかっていたけれど、聖羅は諦める事ができなかった……
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