離れていても
浩輔は家への帰り道を、ゆっくり帰っていた
「今日は空がキレイだな………」
空には雲なんて一つもなく、ただ青く染まっていた
「……離れててもいいじゃないかっ」
好きなんだ!
好きなんだよ!!
「……優子…………」
その時、優子の声が聞こえた気がした
“浩輔、一生会えなくなるわけじゃない!絶対にいつか、会えるから”
そうだよな…………
「会えなくなるわけじゃない………」
「優子がそう言うなら待つ」
また、会えるまで待つよ
優子、どんなに離れていても、俺はお前が好きだ!
この気持ちは変わらない……………
また会える日まで……………________