チョコレート☆ファンタジー









「朔也お嬢様…まずは
ぼくでは無くて私です」



『は?あぁ…わたし!!』



「そう…次は仕草だな
内股にして上目遣い45度」



『こうかっ!!』



「それはがに股と寄り目だど阿呆!!」






んな事いったってよぉ…


内股とかした事ねぇし…






すると、揚羽が私の太ももを
無理矢理…閉じた






今パキッつったぞ?!






『ぐあ!!骨曲がる!!』



「我慢しろ、んでもって…」






アゴを上に向かされる



これは…令嬢というより
誘う体制では?






「やぁーん揚羽ってば
えっち〜(笑)」



「グミ多少死ね」






多少死ぬってムズくね?!






「んで、ちょっと涙だせ」



『でねぇ』



「じゃあ…どりゃ!!」



『いだっ!!』






揚羽にほっぺた
つねられた…


いでえよバカ野郎!!!!












「よし…」



『よくねえ!!』












ガタッ









その瞬間



部屋の扉が開け放たれた






誰だ??!今夜長2時だぞ?!

↑(何故お前らもこんな時間に
たむろっている)


















「さっ…朔也…?!//////」



『…まいちゃん?!』









目を見開くド金髪男子






今の私の状況確認






1 揚羽の足で太もも挟まれてる


2 パジャマ半分着崩れ
(さっき暴れたから)


3 揚羽の掌が頬に添えられ
上目遣い45度+涙目









…全ては揚羽のせいだ!!


↑無責任



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