ﾁｮｺﾚｰﾄ☆ﾌｧﾝﾀｼﾞｰ

グミはグミで
ふわふわした栗色だし
可愛いと思うけど…






『祭はいいな…凄く綺麗な黒髪だ
羨ましい…ｸｽﾝ』



「なっ…そんな事ありませんわ♪
たかだか手入れに
毎月２０万だなんて♪」



「ふーんだ…調子乗んな！」



「まあまあグミも可愛いって」






『つーか今日御茶会だろ？』



「活け花です」



『あ、燕、頭平気か』



「おかげさまで」



『とりま着物きよう！！』



「用意はしてあります、
こちらへ…」



『りょす！』



※りょす=了解






それよかこちらへって
どちらだよ！！









「朔也お嬢様ー！
お着替え♪お着替え♪」



『あ、緑。縁もいる』



「お久しぶりです朔也」






揚「いーから行くぞ朔」



グ「俺が着させる！」



祭「だいたいグミはいい加減に
その軽いノリを直されたら…」



燕「頭痛い」









一時間後












『振り袖…か…なんか苦しいな』



燕「着物なんて久しぶりです」






紺色の着物をピシッと着て、
髪をとかされたつー



…色気の欠片も無いが綺麗だな(笑)






揚羽はどっから色気がでんだ…






ちなみに私の着物は、
白地に桃色の花という
いたってシンプル












グ「綺麗に着物着こなしてると
脱がしたくなるのは俺だけ？」