-kizuna-(きずな)
私は、彼に「だいぶ前に制作した作品が完成して本が出来たの。仕事の手が空いたら取りに来れそう…?」と彼に聞いてみた。 彼は、「今日の夜でも取りに行っても良いかな…?仕事が一段落したし。」と彼は言った。夜になって、私は彼と待ち合わせる為、自宅近くの公民館の階段で座って待っていた。暫くして、車に乗ってやってきた彼の姿を発見した。彼は、私の姿を発見し、公民館の駐車場の隅っこにバレない様に車を止めて貰う様にお願いをした。