あなたと私



え?
ドキッ?

だから俺!!!
おかしいだろ!

なんなんださっきから!



「じゃっじゃあ、望月と矢田と大橋。頼むぞ」


「「「はーい」」」


三人が声を合わせて返事をした直後、ちょうど鐘が鳴った。


「はい、解散」



俺は、まだ早い心臓の動きに戸惑いを隠せず急いで教室を出た。











まさか、まさかな…。


そんな訳ない。


そんなことあっちゃいけない。















だって君は …







生徒だから。














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