あなたと私



とゆうことがあり、朝からげんなりである。


遠藤先生には会いたくない…。

そんなの無理だけど…。


「はぁあああ…」



大きなため息は、車に流れる軽快な音楽にかき消された。











チャイムが鳴るといつも通り教室に向かう。


「SHR始めるぞー」

そう言うと本やら、鏡やら携帯やらをしまい出す。


それをしっかり見てから

「起立、礼」


望月の号令がかかった。


でも…



(なんか昨日より、元気無くねぇ…?)

なんて、ちょっと落ちる自分がいることに俺は見てみぬふりをした。
そして、



「あ、望月!ちょっと作って欲しいもんがあるんだ。放課後時間あるか?」


なるべく、なるべく普通に…。
なんて思っている自分がいることにも。



「あ………、はい」




嫌な顔じゃない。

そうじゃないけど、一瞬望月の顔が陰った気がしたんだ。








< 13 / 13 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

誘惑Baby
yuuna†/著

総文字数/26,059

恋愛(純愛)78ページ

表紙を見る
いつまでも
yuuna†/著

総文字数/9,027

恋愛(純愛)26ページ

表紙を見る
いちごみるく
yuuna†/著

総文字数/1,185

恋愛(その他)3ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop