佐山君とバスケ
私達に気付いた二人は眉間に皺を寄せてこっちに来た。


「早苗、それ誰?」

佐山が不機嫌そうに尋ねる。


「隼人。」


「隼人ぉ?」


茜が大声を上げる。


「どーも。早苗の兄貴です」

なんかしらじらしい。


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