佐山君とバスケ
「佐山…何人家族?」



「えっとね…父さん、母さん、兄ちゃん2人、姉ちゃん1人、弟双子だから俺入れて8人か!」


「は…6人兄弟か…」


「上3人はもう結婚してるからいないけどね…って!あっ!愛結美じゃん!」


佐山は小さい女の子に近づいた。


どうやら姪らしい。


それにしてもかわいいなぁ!


「この子は姉ちゃんの子。かわいっしょ?」


するといきなり、さっきまで静かだった茜の顔が真っ赤になった。


「か…かわいー!!!!!佐山!愛結美ちゃん抱かせてくれ!」


「おう」


佐山に愛結美ちゃんを渡され顔が真っ赤な茜。


「かわいいなぁ!愛結美ちゃん。将来べっぴんさんになるで!」


まだ二歳の愛結美ちゃんずっと抱きついている茜。


「茜小さい子好きなんだね。」


「あいつ幼児好き過ぎて変な道突っ走るんじゃねーか?大丈夫か?」
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