佐山君とバスケ
あー暇だなあ。



動けないし。


クラスマッチ見たいな。


「ねぇ、大丈夫?」


「うん。大丈夫だよ…って誰?」


周りを見渡しても人がいない。


「俺?ヒキコモリ。」


閉まっているカーテンから声が聞こえた。


恐る恐るカーテンを開けると1人の男が寝転んでいた。


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