佐山君とバスケ
「え?もしかして俺のこと知らん?」



コクンと頷く。


「それはないわ!あんた。俺かなりちやほやされとったんやけどなあ!」


「あの、保健室行っていいですか?」


この人のことなんて正味どうだっていい。


私は眠いんだ。

保健室の方に歩こうとすると

「まだ終わってへん!」


ひきとめられた。
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