眼帯にkiss
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今、職員室前。
なんだけど!!
はあ…やっぱめんどいし止めようかなー。
いや、でももう返事しちまったしな~。
やだな~
てかなんでいちいち自分から説教くらいにいくんだよ。センセ~説教されに来ましたー怒って下さいー、みたいな感じじゃんか。
よし、もう行こう。ここに突っ立ってたら怪し過ぎるしな…
ドアに手をかけた。
そして勢い良く…
ガタンッ!!
おお…もうガラララ、の音を超えたよ。
「「「!??」」」
そして一斉にドアに視線が集まる。
でも気にする事なく
「田口せんせーに呼ばれましたー。入っても良いですかー。」
と聞きながらも、もうすでに入っいる。
「失礼しまーす。」
一応言っといた。
「水都ぉーーっ!!ここへ直れぇ!」
ますます怒った様子の田口が自分の座っているすぐ隣をビシッと指した。
「今行きまーす。」
何の緊張感もなくそう言って田口のところまで歩いた。
田口のところまで行くとある疑問が。
「あ?せんせー、ここ椅子ないじゃん。」
差したとこはただの床だった。
「当たり前だ!お前はそこに正座しろ!!」
「えー?」
と眉を寄せて露骨にイヤそうな顔をした。
「えーじゃない!!」
「ジンジン痺れるじゃないっすかー。」
「お前はー!少しは反省しろ!!」
「えー半世?そんなに生きてませんよ~。まだピチピチの16なんすから。」
あはは、と笑って答える。