きゅんキュンぱ二っク
『俺の部屋に勝手に入ってきた罰だ』
そう言って純くんは私を睨んで部屋を出て行った。

わ、私の...ファーストキスが...

私はボーッと天井を見つめていた。
純くんは起き上がって部屋を出て行った。

『梓ちゃん大丈夫!?』
葉くんが1番に私の元へ駆け寄ってきた。
私は言葉を発することもできない。

『も-!! 純の奴、僕の梓ちゃんに何すんだよ!』
葉くんが言った。

『おいおい、いつの間に葉のもんになったんだよ!』
和くんが言った。

『まぁまぁ、梓ちゃん。梓ちゃんの部屋に案内するから行こう』
秀くんのその言葉でやっと立ち上がったが...

フラ~ ドォーん!!

『あっ梓ちゃん!!』
『梓ちゃん!?』
『救急車-!!!』
『いや、一旦部屋に運ぼう!!』

彼らの声がだんだん遠ざかって行く...

あぁ私、どうしちゃったんだろうか?
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