きゅんキュンぱ二っク
「ただいまぁ~」

『梓ねぇちゃん大変だよ!』
弟が走ってきた。

「ん?どうしたの?」

『梓ねぇちゃんの事務所からお仕事の電話が来たんだ!』

「え!?仕事!?」

私は急いで事務所に電話を掛け直した。


プルルル~

『はい、マジカルプロモーションです。』

「あの、春川 梓です!」

『只今、社長に変わります』

『あ、もしもし 春川くんかね?』

「はい、社長。お仕事があると聞いたのですが...」

『あぁ!是非、春川くんにお願いしたい仕事だ!』

「もちろん引き受けます!で、どんな内容の仕事でしょう?」

『あ...それは、会って話したい。明日事務所に来てくれるかな?』

「はい!」

それから、社長と約束をして電話を切った。

『梓?お仕事かい?』

「うん、おばあちゃん!みんな、私頑張るね!」

ついに...ついに私にも...!!
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