きゅんキュンぱ二っク
*次の日*

私は社長との約束の時間に間に合うように家を出た。
そして事務所に着くと早歩きで社長の部屋へ向かった。

コンコンっ!
「社長、春川です」

『あぁ、春川くん入りたまえ』

私はドアを開けた。
と、そこには...

『わぁお~!梓ちゃんカッワイイ~!』

「は?」

見るとそこには6人の男の人達と社長がいた。

『春川くん、仕事というのは...
この子達のお世話係りをしてほしい』

「は...はい?」

『だから、この6人と一緒に暮らして身のまわりのお世話をしてほしいのだよ』

こ、この人は何を言っているの?

「それは、マネージャーさんがすることでは?」

『それがマネージャーは一年間海外へ行くことになったんだ。
だから、マネージャーとしても君に彼らを...』

「そんな...」

『あ、でも世話をだけじゃないぞ。彼らは歌もダンスも上手い!
だから色々教えてもらうといい』

「こんな売れてもない人達に...」

『何を言ってるんだ春川くん、彼らはあの有名な OASIS だぞ』

「あぁ... えぇ!!?」
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