愛を抱きしめて
大好きな空のしたで、時がすぎてくのをただひたすら待っていた。
そういえば、こないだ授業で"夢"をテーマにした作文が宿題にでた。
夢?今の私に夢なんかない。作文も未提出のままだ。
昔は看護士とか、保育士とか人のやくに立つ仕事がしたかった。
でも、もうその夢の輝きはどこかへ消え去ってしまっていた。
「もう…わかんないよ。」
夢とか友情とか…。都合のいい言葉。
そんなもの、いらない。っていっても私にはなかった。
「あっ!そうだ!」
ポッケから、紙とペンを出した。私の必需品。
拝啓、未来の愛へ。
ねえ?今、私は何してますか?
楽しく、生きていますか?
今は正直かなり辛い。
友達も信用できない。夢もない。
人を好きになれなくなった。
未来の私には、
友達も、夢も、大切な人もいるのかな?
いれば、いいけど。
愛より
くだらない?いいじゃない。無理だってわかってる、届かないってわかってる。
でも、希望くらいみたっていいじゃない。