*Love reboot*
「…………」
『彩乃?どうした?』
もう言っちゃお…
「泰雅…あのね、
私泰雅の事…『言うな!』
ぇ…。
『俺お前の事好きだけど
今の関係崩したくない。
大切な幼なじみだから…』
そっか…
泰雅にとって私は
幼なじみで
それ以上でも
それ以下でも
ないんだよね…
わかってるけど…
やばッ泣きそ…、
なんか言わなきゃ…
「そだよね…ごめんね。
ねぇ、じゃぁ一つ
お願いしていい?」
『何?できることなら
するから。』
「泰雅の第2ボタンほしい…」
むりだろうなぁ…、
だめもとだけどいっか。
『…いいよ。
俺もそれがいい』
「ほんと!?
やったぁ♪ありがとう///」
私単純♪
今ふられたばっかなのに
泰雅の一言一言に
動かされちゃう。
でも、ゆっくりでいいから
泰雅と過ごした日々を
思い出に
していけたらいいな。
泰雅の事大好きだけど
少しずつ前に
進んでいこう。
『彩乃』
「ん?何?」
『高校行ったらいい奴
たくさんいるだろうから、
いい奴みつけろよ?
彩乃だったら
絶対大丈夫!!
幸せになれよ?』
泰雅……
心配してくれてるのかな…。
「うん、泰雅もね?
あと、ありがとう!
高校頑張れ!」
『おう、またな』
「ばいばい♪」