小さいからってなめんなよ!!!
笑いとばしながら言う瑠禾。
普段はヘラヘラしててコイツ頭大丈夫
かな??と心配してしまう
ダメなお兄ちゃんだけど、
雄飛にぃーちゃんが散らかしていった物を
片っ端から片付けていっている。
『あった!!ホレ莉麻。
脇にはさめ』
・・・・・とか言っておきながら自分で
私のパジャマのボタンを2、3個
外している雄飛にぃーちゃん。
・・・・・・・・・だから、
私高校生なんだけど!!
何?!デリカシーの欠片もないの?!
雄飛にぃーちゃんは!!!!
『莉麻??・・・・・お膝すわるか??』
キュルンとした目で見てくる夕雄飛にぃーちゃん。
「・・・・いい」