My darling.*

――ガチャ

「おー来た来た」

あ、美子先輩だ。
先に来てたんだ。

「柊ー♪」


「おい!大政!遅いぞ!」

「あ゛?うっせー、ブスが!!」

「はぁ!?あんたの顔に言われたくないし!!!!」

なんか・・・美子先輩と大政先輩が戦っている・・・。


「莉ー桜!」

「うわっ!...柚逢!」

びっくりしたぁ。

とつぜん、柚逢があたしの手をつかんできた。

「どした!?」


「ねぇ、大政先輩どう思う?」

かなり小さい声で聞いてきた。


え。
大政先輩すか?

別に・・・なんとも・・・

てか、柚逢・・・
顔・・・近い・・・・。


「別になんとも」

「えー!そうなの?」

「うん、男嫌いだもん」

柚逢が『面白くないな』みたいな顔で大政先輩見てますね、ハイ

仕方ないじゃん、男嫌いなんだもん。


「そーゆー柚逢はどう思ってんの?」

柚逢に聞いてみた。

その瞬間、柚逢の目が光ったよ

ある意味怖いわ・・・。


「ちょーーーーーーーーーーーかっこいい!!」

...え。
まじですか、柚逢さん。

ちょっと眼科に行ったほうがいいんじゃ・・・。
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