My darling.*
「うん。仮入部」


「...って、何?」

仮入部って何?
仮って・・・入部するの?入部しないの?どっちなのー?


「うーん・・・・体験入部みたいな?」

「あー。」

「いい?」

コクンと頷く。
意外と理解するのってあたし早いんだね。

てかさ、早瀬君のこと簡単に済んじゃったんだけど。
ホントにこのまんまでいいのか!?!?
なんか、心配のようなそうでないような・・・。


―――グー...

ん・・・?
なにが鳴った?


...あたしのお腹だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
ヤバイ・・・お腹すいた。

...よし・・・・帰ろう・・・・。


「...あたし・・・帰るね・・・」


「うん・・・大丈夫?なんか顔色悪いけど・・・」

お・・・・お腹がすいただけで顔色が悪くなる奴って初めてしったよ・・。
そんなに顔色悪いのかな・・・?


よし、猛ダッシュで帰ろう!


「じゃあねっ!!!!」

あたしは10分はかかる道を2分で帰ったのでした。


柚逢Side

あらま。
莉桜のことだしお腹すいたんだね。←大正解!

でも、あんな格好で歩いてたら100%ナンパされちゃうよね・・・。
本気で可愛かった・・・。

なんであんなに可愛いのに自覚しないんだろうね。

莉桜って不思議だね・・・。
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