キミニアイヲ.
雪音は誰もが認める美人で、お姉系ファッションが良く似合う。
明るい性格のおかげもあって、すぐに莉子に次ぐ人気が出た。
そんな雪音は、なぜかよく莉子に目をかけてくれている。
こうやって何かと家にやってきては、莉子と話をしていくのだ。
決して愛想がいいわけではない自分にどうして近寄ってきてくれるのか、莉子は不思議でならなかった。
「このお店のケーキおいしいのよね〜!藤井のオジサマに感謝っ!」
二人分のコーヒーとケーキを前に、両手を合わせて目を輝かせる雪音。
どうやら藤井という客からもらったらしい。
「いただきま〜す♪ほら、愛莉も食べて!」
「あの……」
「んっ?」
明るい性格のおかげもあって、すぐに莉子に次ぐ人気が出た。
そんな雪音は、なぜかよく莉子に目をかけてくれている。
こうやって何かと家にやってきては、莉子と話をしていくのだ。
決して愛想がいいわけではない自分にどうして近寄ってきてくれるのか、莉子は不思議でならなかった。
「このお店のケーキおいしいのよね〜!藤井のオジサマに感謝っ!」
二人分のコーヒーとケーキを前に、両手を合わせて目を輝かせる雪音。
どうやら藤井という客からもらったらしい。
「いただきま〜す♪ほら、愛莉も食べて!」
「あの……」
「んっ?」