続･狼彼氏×天然彼女

「…今なら、我慢出来るし」


「う、ん」



あたしはそのまま真っ直ぐ自分の部屋へと戻っていった。



結局、

また我慢…させちゃった？




「はぁー…、あたしのバカ」



勇気なさすぎだっつの―…。






その後の１ヶ月

そーゆう雰囲気になったとしても舜は手を出さなくなった。



これは…

諦めたってこと？


諦めた上に呆れた？




「んー…、実紅ちゃんは少し警戒しすぎじゃない？」



奈留に相談したらこう言われちゃった…



あたし…やっぱ、警戒しすぎなのかな？




「あたしだったら、そういう雰囲気の時、流れでヤっちゃうよ？」


「…流…れ？」


「うん。エロい雰囲気のまま」



え、エロい？！





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