続・狼彼氏×天然彼女
いきなり現れだした、邪魔が大好きな3人組の洸太と修夜に、奈留ちゃん。
舜は“またかよ”という感じで急に座り込み始めた。
「聞いた?」
「…は? 何が?」
「俺と実紅の会話」
機嫌が悪いらしく、眉間にシワが寄っていた。
舜は、あたしとの会話を聞いてたかもしれないことに、機嫌が悪いらしい。
まぁ、あたしも聞かれてたら、かなりヤバいけどね。
素直じゃないっていっても
舜の前では、嘘つけないし。
「あー…!聞いてねぇよ。最初らへんはな」
洸太と修夜が、目で意味深な合図をしあった。
最初、らへんだけ?
ってことは、後からの会話は聞いてたって……こと?
「今日は、たーっくさん、ヤっちゃってよ」
「明日は休みだから。朝まで愛し合ってろ」
「…実紅ちゃん、避妊はしなきゃダメだからね?」
3人はマシンガントークを、かました後、すぐに部屋を出てった。
あの3人は、どっからの会話を聞いてたんだろう……
って、そうじゃなくてっ!
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