続･狼彼氏×天然彼女

「勉強、しなきゃ」


「は？ 勉強？」



点数は絶対に落とせないもん。


少しでも下がったら、３年に進級出来るか分からないし。




「そんなの、今更しなくてもよくね？テストなんか、余裕だろ」


「…よ、余裕？」



あたしに、余裕？


今更しなくてもいいなんか、あたし言ったことないから！



舜は頭いいから？

勉強しなくても、余裕でテストの点数下がんないかもしんないよ。



あたしには、一切そんなの無いんだから、勉強しなきゃ無理でしょーが。




どーせ？頭の良さなんて、舜に比べたら低いけど。



これでも、あたしなりに頑張ってるんだから！




「勉強するより、実紅とヤりたいんだけど」


「…っ…は！？」


「大人の勉強、する？」


「し、しないからっ！」




しかも、なんで、こういう時に限って舜との距離が近いんだよ―…



逃げれないし。



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