続・狼彼氏×天然彼女
寝ているはずのヤツの舌は、スースーと寝ている割には、激しく舌を絡ませてくる。
な、なななっ…
なんで寝てるのに、あたしの口の中にアレが入ってくるのーっ!
いつも舜のキスは、あたしの脳内を狂わせる。
キスしたくない時だって、いつもあたしをキスの虜にしてしまう。
舜のキスは好きだけど、やっぱりいつも慣れない。
「…っん…」
苦しくなってきた。
ヤバい、新しい酸素!
新しい酸素をっ!!
まずは離れようと舜の胸を押してみたが、あたしの首に舜の腕が巻き付いてきた。
な、なに、この手!?
すんっごい邪魔。
これじゃあ離れられないと必死で胸を押すが、舜の力に勝てるはずもなく、果てた。
「…っん…ん」
そんな必死なあたしにお構いなくさっきよりも激しく舌を絡ませてくる舜。
これは、起きてる!
絶対に起きてる!
「…っしゅ…ん」
何気なく目を開けてみると、そこにはニヤリと目を開けている舜。
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