続・狼彼氏×天然彼女
「苛められたら俺に言ってね?舜て俺に弱いから、逆らわねぇし」
でも何で舜は山崎さんには弱いんだ?
何か弱味でも握られてるの?
だったら舜の弱味を、あたしが握れるチャンスじゃないかっ!
「はい!いいます」
「ん。じゃ、頑張って」
「はい!」
仕事場に戻り、一生懸命仕事を頑張った。
久しぶりに汗をかいて、何かスッキリした気分になった。
「結構働いたなー、今何時だろ」
携帯を見ようとしたら、自分が水着を着ていることに気づいた。
…そうだ。
水着の下ジーパン生地だからって上はTシャツ着てるけど、下は水着のまんまなんだ。
ポケット無いから、たしかバックの中入れたんだ。
お客さんが来ない今のうちにと思ってバックに入ってる携帯を出しに裏に向かった。
「…あ、」
そこには舜もいた。
「…休憩?」
「は?んなわけねぇだろ。客来ねぇからサボってんだけ」
「ふーん」
あたしと一緒か。
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