続・狼彼氏×天然彼女





「あんたたち彼女なわけ?」


「そうだけど?」


「…ちっ、彼女連れかよ」



ギャルたちは舌打ちをして、その場から立ち去った。



「……奈留…」



洸太は怯えた声で奈留を見た。


そんな洸太に奈留は睨むように冷たい視線で返した。






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そして夏休みはアルバイトばかりで終わり、新学期が始まった。




「修夜!今日はお前絶対に部活来いよ!」



放課後、あたしと修夜で舜を教室で待ってると


サッカー部で同じの優ノ介が修夜のとこまで来た。




「何で?今日ミーティングかなんか?」


「は?あの山崎さんが試合前の1ヶ月だけ顧問としてサッカー部に来るんだって」



…えっ!?山崎さんが!?

うちの学校に?



そういえば前、海の家の前でアルバイトが終わってからサッカーボール蹴ってたの見たかも。



好きだったのかな…。




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