続・狼彼氏×天然彼女
《〜♪〜♪ …それでは生徒の皆さんは配置に付いて仕事を開始して下さい》
学校祭の幕開けとなった…。
「舜ー♪」
「修夜ー♪」
「洸太ー♪」
この三人の名前が呼ばれるのが止まることは無く、開始数分で何十本もの飲み物が消えた。
だって、
元プレーボーイの洸太に
女扱いの上手い修夜に
女子釘付けの王子舜がいれば
寄ってこない女子が、この学校にいるわけがない。
「やべぇな…君タイプかも♪」
「嬉しすぎるー♪」
「マジで? んじゃあ、ドンペリ頼んじゃおっか?」
「いーよぉ♪」
さすがお父さんがホストだったってだけある修夜のホストっぷり。
本物のホストを見てるみたい。
見たことないけど。
.