続・狼彼氏×天然彼女





あたしは、やっぱりあのキラキラのエプロンを着せられていた。



これって何の生地?

なんかピチピチしてて肌に纏わりつく感じがして気持ち悪い。



でも仕事しなきゃ。



ホストをしてる男子たちやお客さんに飲み物を運んだ。



「ドンペリです」



ドンペリの代わりは

“レモンティー”



空のワインボトルにスーパーに売ってたレモンティーを注いだ。



学校祭のホストクラブって
他のクラスのカフェと似てる気がする。



飲み物はほとんど同じだし?
値段だって同じだし?



強いて違うことって言ったら
男子が接客してくれて、接客料を少しだけ払わなきゃいけない。



あたしだったら……普通のカフェに行くけど。



ていうか、その前に舜がホストクラブなんて行くの許してくれないだろうな。





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