続・狼彼氏×天然彼女






結局舜は午後も強制的に働かされて一緒に回ることは出来なかった。



イヤイヤホストやってたのに午後までやったなんて

ってことは、実はやってみたかったんじゃないのかな。



「実紅ちゃん来て来て!」



…なんて考えてたら後片付けは終わってて奈留に呼ばれた。



なんだろー?

もう下校時間なのに。

何かあるのかな?



気になり教室にいる奈留の方に駆け寄った。



「なーにー?」



教室に入ると、
女子に囲まれてスーツ姿の舜と洸太と修夜が椅子に座っていた。



なに、あれ。

写真撮影?



奈留が女子からお金を貰って
女子と舜たちを撮っていた。



「何してるの?」


「写真撮影だよー、実紅ちゃんは彼女だからタダで撮ったげる」


「…え…っ?」



あたし舜たちと写真撮影してなんて一言も頼んでないのに。



むしろ撮りたくない。

こんなスーツ姿の舜なんかと撮りたくない。




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