続・狼彼氏×天然彼女
こいつ…早く消えろって感じ。
ニヤニヤされてると、なんか何か嫌な気持ちになる。
さっさとあっち行け
なんて思ってしまった。
「あ!」
なんだよ…。
洸太が急に大声を出した。
「…なんだよ洸太」
「急に大声出すなよ」
俺と修夜はキーンとしている耳を押さえながら洸太を睨んだ。
「悪ぃ…いや、思い出して」
「なにをだよ」
「お前ら史上最強の敵を忘れてるよ」
史上最強の…敵?
なんだそれ…。
修夜は『あ!』
と思い出したみたいだ。
「なんなんだよ、
史上最強の敵って」
2人して隠さなくてもよくね?
さっさと白状しろよ。
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