続・狼彼氏×天然彼女





その争いは数分続いたが数分後

争いは終わり、涼介と修夜は再び睨み合っていた。



女好き同士の争いって、なんでこうどうでもいいのかな。



お前の女取るぞ
○○ちゃん貰うから
あいつとヤるぞ



そんな言葉がお互いに飛び交う争い。



あんたらは女の事しか考えてないのか
あんたらは女が命なのかよ



女たらしの考えてる事は何も分からない。




「実紅ちん聞いてる?」



一人の世界に入ってたあたしの頭上から聞こえた声。


上を見ると修夜がいた。



「じゃあ涼介も合コン参加すっから。で、洸太にも内緒ね」



…どういうこと?



さっぱり話の内容を掴めないあたしを無視して
2人の間で話は勝手に進み始めていた。



べつに涼介が合コンに参加するのは、どうでもいいんだけど


何であたしが合コンに参加する前提で話が進んでるのかが、あたしには分からない。



.
< 351 / 466 >

この作品をシェア

pagetop