続・狼彼氏×天然彼女



ご飯も食べ終え、いつもなら帰ってるはずなんだけど。




「靴は?」


「知らねぇよ」




この狼男があたしの靴を隠しやがった!!




「帰れないんだけど」


「帰すつもりない」




こいつ―…っ!


絶対あのことしか考えてない!




「これは監禁って言うんだよ?」


「へぇ」


「やっちゃいけないことなの!そして、あたしはシないから!」




すると舜の表情が悪魔の顔になったから、とってもいやな予感がしたのは気のせいであってほしい。




「平気、痛くねぇよ」




そーゆう問題じゃなーいっ!!




「舜はあたしの体目当てなの?」


「は?」


「だって…洸太は奈留ちゃんのことを待つって言ってた…」




舜は…待ってくれないの?

あたしだってしたくないわけじゃないんだよ?



.
< 8 / 466 >

この作品をシェア

pagetop