ギュッと抱きしめて、そっとキスをして
あっという間に水族館の人は少なくっていて、気がつけば6時になろうとしていた

「そんなにここに居たんだ?」

「あっという間だったな」

秀輔がそう言ってくれた事が嬉しかった

「だねぇ」

「帰るかっ」

「ぅん」

本当はあんな家なんかに帰りたくない
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