寂しい復讐



メモを一枚ちぎり
ペンを探した


黒のボールペンはインクがきれていたから

彼のペンケースから
青いペンを拝借した



この色で...

よくワークブックに提出のサインをくれた...







私は...
ペンを走らせた



それから一度目よりも
もっと静かに...


音なく部屋を後にした...
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